2026/04/18 13:11

1980年代後半から1990年代にかけて、東京・渋谷のストリートシーンを席巻した“渋カジ”。

アメリカンカジュアルをベースにしながらも、日本独自の解釈で洗練されたそのスタイルは、今なお多くのファッション好きに影響を与え続けています。


本コレクションは、そんな渋カジの空気感を軸に据えながら、現代的なシルエットや素材使いでアップデート。

単なる復刻ではなく、「今の時代に着たい渋カジ」をテーマに再構築されています。

どこか懐かしさを感じさせながらも、日常のスタイリングに自然と溶け込む、タイムレスな魅力を持ったアイテムが揃います。



JELADO Souvenir Jacket ジェラード スーベニアジャケット(Black)[JP21418]
¥184,800 税込 詳細はこちら


今回ご紹介するスーベニアジャケットは、長年アーカイブとして保有してきた貴重な一着をベースに制作されたもの。

ヴィンテージ資料として知られる「マイフリーダム」に掲載されていた個体をもとに、細部に至るまで当時の仕様を忠実に再現しています。




現代の効率的な生産背景とは一線を画す、手間と時間を惜しまない“スペシャルな製法”で仕上げられている点も大きな特徴です。

生地には、コットンとポリエステルの混紡糸を高密度に織り上げたウェザー素材を採用。

しなやかさと耐久性を兼ね備えつつ、上品で落ち着いた光沢感があり、カジュアルながらもどこか洗練された印象を与えます。

軽やかな着心地でありながら、しっかりとしたハリ感もあり、シルエットを美しく保ってくれるのも魅力です。




そして、このジャケットの最大の魅力とも言えるのが、熟練職人による横振り刺繍。

1960年代、日本に駐屯していた米海軍兵が個人的にオーダーしたスーベニアジャケット、いわゆる“スカジャン”をルーツに、当時の空気感を色濃く反映したデザインが落とし込まれています。






通常は背面のみで完結することが多い刺繍ですが、本作ではフロントや袖にまで贅沢に配置。

視覚的なインパクトだけでなく、立体感や奥行きのある表情を生み出しています。

刺繍に使用されているレーヨン糸は、着用を重ねることで徐々に色がフェードし、光沢が落ち着いていく特性があります。

新品の状態では華やかな印象ですが、時間とともに柔らかく馴染み、自分だけの一着へと変化していく――そんな経年変化も、このアイテムの大きな楽しみのひとつです。




スタイリングとしては、王道のデニムやチノパンと合わせたカジュアルな着こなしはもちろん、あえてレザーパンツやブーツと組み合わせることで、よりエッジの効いた渋カジスタイルを演出することも可能。






インナーにはシンプルなTシャツやスウェットを合わせるだけで、ジャケットの存在感が際立ちます。

トレンドが目まぐるしく移り変わる現代においても、こうした背景やストーリーを持つアイテムは、単なるファッションを超えた価値を持ちます。


過去と現在を繋ぎながら、これから先も長く付き合っていける——そんな一着を、ぜひワードローブに取り入れてみてはいかがでしょうか。